こども
昨日NHKのネクストという番組で、17さいの障がいのあるお子さんを育てているお母さんの言葉が心に残った。
相模原の事件について、最初事件を起こした人の言葉全く否定できない、障がいのある人は不幸しかうまないから、という言葉を否定できないと思ったという。お子さんが小さい頃は本当にそう思ったそうで、この子がいなくなればと思ったこともあるという。
今は少しずつできることも増えて、相変わらず大変なんだけれど、この子がとても愛しいし、できることもできないことも全部含めて愛しています、そのことは、あの犯人にかたにはわからなかったのかな、と言っていた。
障がいがある人は、disable、できないことがある人ということなんだよな。ならば、うちの子が反抗的な言葉で人を傷つけたり、激昂して物に当たったり、はたまた、赤点続出なのに真剣に勉強しなかったり…
できないことをあげればきりがないけれど、できるべきこと、ってひとそれぞれなんだよな。できないことなんて、立派な大人でもたくさんあるのに。ましてやまだ成長途中なのに、これもできない、あれもできないとあげつらったらかわいそうだ。
できることだってたくさんあるのに。
あのお母さんが言っていたように、一歩引いてみたらできるところもできないところも全部愛しいと思う気持ち忘れていた。
だいたい、普通っていうのの何が普通なのかなんてまったくていぎのないことなのに、おかしな言葉だ。人間一人ひとり全部違うんだから。